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風景写真、猫の写真など載せています。楽しんでもらえればと思います。

僕の写真紀行は容量いっぱいになりましたので、 僕の写真紀行2に移行します。 またよろしくお願いします。

紅葉(小浜、養老の滝) [岐阜県・紅葉]

今回も11月撮影分から。

小浜の紅葉と養老の滝の紅葉を載せたいと思う。

2日分を抜粋したものである。

(今回のBGM)



撮影:PENTAX K20D


まずは鯖街道の起点に当たる福井県の小浜の紅葉から。

小浜界隈には、奈良時代創建の多田寺や羽賀寺をはじめ、
130を超える寺院が林立する。
それ故、小浜は「海のある奈良」と呼ばれる。
昨年の9月に「鯖街道」を巡って、小浜にある明通寺を撮影した。
明通寺の「古色蒼然」とした佇まいはとても印象的で
帰宅してからもその印象は余韻となって残っていた。
それで紅葉の時期にもう一度行ってみたのだ。

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松永川にかかる「ゆずり橋」

橋を渡るとすぐに明通寺仁王門がある。

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仁王門

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本堂(国宝)

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三重塔(国宝)

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明通寺には丸々太った立派な鯉がいっぱいいる。

それにはちょっと驚く。(嫁さんが驚いていた。)

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国宝に指定されるものはそれほどあるわけでなく、

福井県では2つしかない。

その2つがこの本堂と三重塔。

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明通寺を後にして、次に向かったのは神宮寺であった。

神宮寺のたたずまいには厳しさと優しさが調和している。

3月2日、神宮寺でお水送りの神事が行われ、若狭の春が明ける。

それは、奈良東大寺のお水取りの序章でもある。



神宮寺にて。

(神宮寺の解説)

山号霊応山。天台宗。
若狭一の宮の神願寺として成立、縁起によれば元正天皇の勅命により
和銅7年(714)に泰澄大師の弟子沙門滑元の創建したといわれている。
鎌倉初期、若狭彦神社別当寺神宮寺と改名、
七堂伽藍二十五坊を誇ったが、豊臣時代に寺領を没収され、
さらに明治初期の廃仏毀釈によって衰微した。

本堂は、室町時代末期、天文22年(1553)越前守護朝倉義景が再建した。
大きさは間口14.34m、奥行き16.60mである。
建築様式は、和様を主体にしたなかに、木鼻に天竺様繰形、
唐用束梁などの大陸の技法が用いられており、
妻飾も軒隅の反転とともに華麗な姿を表している。

仁王門は、神宮寺北の玄関口で、間口6.37m、奥行き3.64m、
棟高5.5mで8本の柱の上にこけらぶきの屋根がのっていた。
構造や規模は簡素であるが、珍しい形をした蓑束などの様式は
室町建築の先駆とさえいわれている。
両端に安置されている木造金剛力士像には、至徳2年(1385)の墨書がみえる。
 
毎年3月2日、奈良東大寺二月堂に香水を送る「お水送り」神事を行っている。
若狭では、お水送りが終わると春が訪れるといわれている。
神宮寺所蔵の木造男神・女神坐像は、国の重要文化財に指定されている。
室町初期の作で、男神像は衣冠束帯(像高49.1cm)、女神像は小袿姿(像高50.9cm)、
若狭一の宮の神宮寺奥の院に伝えられたの神像である。

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ここからは萬徳寺にて。

神宮寺からほど近い場所に、花の名所として知られている萬徳寺がある。
国指定名勝の庭園を持つ寺院で、春はツツジ、初夏は新緑、秋は紅葉が、
白砂を敷きつめた枯山水庭園を彩る。
のどかな山々や田園風景の景色と相まって、
四季折々に様々な表情を見せてくれるお寺である。

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瓜割の滝にて

鯖街道沿いにある。

小浜から間もなくの所。

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ここからは養老の滝にて。

養老の滝は、岐阜県養老郡養老町養老公園にある滝。
落差32m、幅4m。
「日本の滝百選」並びに環境省の「名水百選」に選ばれている名瀑、
名水である。
また、水がお酒になった親孝行の「養老孝子伝説」など故事がある。
この地を行幸した元正天皇は『醴泉は、美泉なり。もって老を養うべし。
蓋し水の精なればなり。
天下に大赦して、霊亀三年を改め養老元年と成すべし』との詔を出し
「養老」に改元した。
養老の滝から麓を走る主要地方道南濃関ケ原線までは
養老公園として整備されている。
公園駐車場から滝までは急な坂道を700~800メートル歩く必要があるが、
駐車場と滝の中間地点付近から滝近くまでは観光リフトが運行されており、
リフトに乗れば比較的楽に滝まで行くことが可能である。
また、滝の近くに別の駐車場も存在する。
この名水を利用したサイダー、ラムネも有名である。
この名水で製造するサイダーは、以前は養老サイダーといい、
会社・工場は養老公園内にある。
独特の味で人気があったが、施設の老朽化と職人の高齢化、
後継者不在等の理由により、2000年(平成12年)12月に製造を中止している。
現在のサイダーは養老山麓サイダーといい、
別の会社(浦野鉱泉所)がほぼ同じ方法で製造している。
養老の滝は、正式名を滝谷という川にある。
この川は他の川と合流して津屋川と名を変えて海津市で揖斐川と合流する。

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