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風景写真、猫の写真など載せています。楽しんでもらえればと思います。

僕の写真紀行は容量いっぱいになりましたので、 僕の写真紀行2に移行します。 またよろしくお願いします。

お寺と花と木々の緑と [歴史的建築物]

今回は性海寺と甚目寺の写真を載せたいと思う。
お寺の建物の風景に段々飽きてきたので、
これからは自然風景を多く取り入れて撮影したいと思っている。

撮影:Nikon D7200、NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR

(性海寺の解説)

性海寺(しょうかいじ)は、愛知県稲沢市にある真言宗智山派の寺院。
本尊は善光寺式阿弥陀三尊像。

寺伝によれば、弘仁年間(810年~924年)空海によって愛染明王を本尊として
創建されたと伝えられ、治承年間(1177年~1181年)阿弥陀三尊像が安置されたという。
建久年間(1190年~1199年)に長谷部源政が開基となり良敏が開山となって中興されたという。
その後、北条時頼・足利尊氏・織田敏定・浅野長政・松平忠吉・徳川義直の庇護を受けた。
稲沢市では、境内隣の5703平方メートルを大塚性海寺歴史公園として平成4年に開園し、
毎年6月1日頃から「稲沢あじさいまつり」を開催している。
園内には、「伊豆の華」「カシワバアジサイ」「城ケ崎」など約90種1万株のあじさいがある。


●重要文化財(国指定)

〇本堂 附:旧須弥壇擬宝珠4箇
慶安元年(1648年)の建立。入母屋造杮葺き、方三間で、
正面向拝の屋根は唐破風造とする。
近世の建物だが、内部の天井、須弥壇などには中世の部材が残されている。
須弥壇には弘安4年(1281年)の墨書がある。
〇宝塔
本堂内に安置する、円筒形の塔身に宝形屋根を架けた形式の塔婆。
本尊を安置する厨子として用いられており、高さ2.6メートルの小塔であるが、
「建造物」として重要文化財に指定されている。
須弥壇と同じく弘安4年(1281年)頃の建立と推定される。
〇多宝塔 - 室町時代
〇木製漆塗彩色金銅種子装五輪塔(性海双円塔) 附:塔内納入品一括(明細は後出)
高さ48.7センチメートルの五輪塔。色漆と顔料で五色に彩色し、
その上に金銅製の種子(梵字)を貼り付ける。解体修理に伴い、
内部から能作生珠(のうさしょうしゅ)などの納入品が発見され、
納入文書の記載から塔は弘安8年(1283年)の作と判明した。

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あじさいと多宝塔

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多宝塔

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重要文化財指定ではない、比較的新しい方の本堂を撮影。

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鐘楼の柱越しに多宝塔を撮影。

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この多宝塔、2度目の撮影である。

一度目の撮影ではイメージ通りに撮れなかった。

見たイメージのままで写っていなかったのである。

それで今回は何とか見たイメージのままに撮りたくて、

どの角度から撮れば美しいのか、どう切り取れば迫力が伝わるのか、

いろいろ試行錯誤してきたのだった。

もう一度機会があるときに挑戦かなというのが今回の結果である。(-_-;)

昔は見たイメージの方がいつも良くて、帰宅して画像チェックしては

ショックを受けることが多かった。

今では逆に良く撮れてるやんと思うことも多々あり、

多宝塔もすんなり満足できるように撮れていると思っていた。

しかしこの多宝塔、ちょっと他の多宝塔と違って、

何だか難しいと感じている。

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これで性海寺を後にした。

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ここからは甚目寺にて撮影。

甚目寺(じもくじ)は、愛知県あま市(旧・海部郡甚目寺町)にある
真言宗智山派の寺院である。山号は鳳凰山。
鎮守として、式内社の漆部神社(ぬりべじんじゃ、元、八大明神社)があったが、
神仏分離令の後、境内を分けた。
所在していた甚目寺町の名は、当寺によっている。
通称「甚目寺観音」で、正式名称より通称で呼ばれることが多い。
本尊は聖観音。高さ一尺一寸五分の秘仏であり、
本堂に安置される十一面観音像(50年に1回開帳の秘仏)の胎内仏である。
東海三十六不動尊霊場第五番札所。尾張三十三観音第十六番札所。
尾張四観音の一つである。

伝承によれば、推古天皇5年(597年)、
伊勢国の漁師である甚目龍麿(甚目龍麻呂、はだめたつまろ)が漁をしていたところ、
当時海であったこの地付近で観音像が網にかかり、
その観音像を近くの砂浜に堂を建て安置したのが始まりという。
この観音像は、敏達天皇14年(585年)に、物部守屋、中臣勝海の手によって
海に投げられた3体の仏像のうち1体(聖観音)といわれている。
残りの2体のうち、阿弥陀如来は善光寺、勢至菩薩は安楽寺(太宰府天満宮)にあるという。
龍麻呂は、自らの氏をもって「はだめでら」と名づけた寺堂をたてたが、
これは、「波陀米泥良」と書いた。
「甚目寺」と書くようになったのは、中世からであるらしい。
言い伝えでは、創建の経緯は以上の通りだが、
実際、その歴史は奈良時代以前に遡ることができる、
という仏教考古学者である石田茂作の研究もある。
天智天皇が病気になったとき、甚目寺で祈祷したところ、快癒したという。
このことから、甚目寺は、勅願寺となった。
鎌倉時代には1山500坊、約3000人の僧がいたと伝わる。
戦国時代には、織田信長や徳川家康の保護を受けて繁栄した。
その他、豊臣秀吉から160石、徳川義直から300石の寄進があった。

沿革[編集]
597年(推古天皇5年) - 創建。
679年(天武天皇7年) - 寺堂が整えられ、鳳凰山の山号を受けた。
853年(仁寿3年)8月8日 - 工事で堂宇を建立するが、一時衰退した。
1103年(康和5年) - 藤原連長や僧智能、大江重房らの力によって再興された。
1124年(天治元年) - 地震で被害を受ける。
1126年(大治元年) - 大江為道とその女、長谷部氏が、復興につくした。
1196年(建久7年) - 源頼朝の命により、南大門の再建が行われる。
1201年(建仁元年) - 聖観上人が勧進、再興した。
1586年(天正13年) - 天正地震による被害を受ける。これを復興したとき、大和国長谷寺の伽藍をまねた、という。
このとき、本堂を再建し、仁王門の大規模な修繕がなされた。
1627年(寛永4年) - 三重塔の再建が行われる。
1634年(寛永11年) - 東門の再建が行われる。
1644年 (正保年間) - 仁王門の修理が行われる。
1873年(明治6年)7月19日 - 本堂が全焼するなどの被害を出した火災が起こる。
1875年(明治8年) - 仮の本堂を建築した。
1891年(明治24年) - 濃尾地震による造営物の倒壊、破損があった。
1992年(平成4年) - 本堂が再建された。



甚目寺と言えば、三重塔が目を引く。

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六角堂

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釈迦堂の背後の立派な木を撮影。

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これで甚目寺を後にした。

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コメント 7

mayu

1000年の時を生きていそうな大樹ですね(●´ω`●)
by mayu (2020-06-11 14:05) 

kame

4日に性海寺に行きました。
まだまだこれからと言った感じもありました。

by kame (2020-06-11 16:07) 

ミケシマ

あじさい寺、といった感じでしょうか^^
今の時期ならではでとても素晴らしい風景ですね。
先回のコメントで、手前に対象物を入れて奥行を出す とおっしゃってましたね。
なるほど~と思いました。勉強になります!
紫陽花ごしの多宝塔、見入っちゃいました。
ついでに「多宝塔」も調べました。フムフム…そういう建築物を指すのかぁ~
またまた勉強になりました(≧∇≦)
個人的には、本堂の上がり口のお写真も好きです。
引き戸が少し開いていて、ガラスの格子のデザインや窓に映りこんでいる景色も面白い^^
甚目寺は以前も載せられていましたよね!
相変わらず三重塔は素晴らしい。
よくここまで手の込んだ複雑な造形を作り上げたものですよね。
それが美しいのだからすごい。
六角堂は可愛らしい。(なんて言うと変かな?)
こういう小さい建物も好きです(*^^*)
釈迦堂のうしろの大木、すごいですね!
改めて自然の力強さや生命力のすごさを感じます。
by ミケシマ (2020-06-12 13:34) 

katakiyo

グループページへ訪問いただきありがとうございます。
by katakiyo (2020-06-13 07:09) 

minsuke

皆さん、コメントありがとうございます。

mayuさん、立派な木が神社仏閣には結構あります。
mayuさんの公園にもいい木がありますね。

kameさん、書き込みありがとうございます。
kameさんのブログに書き込ませてもらったので割愛します。

ミケシマさん、まさしくアジサイ寺と呼ばれています。
花が群生すると見栄えがしますね。
紫陽花はいい花ですしね。
写真は奥行き感がとても大事だと思いますね。
平面的だと段々物足りなくなってきます。
建物を撮るときでも真正面から撮ると
どうしても平面的になります。
ちょっと横が見えたほうが奥行き感がでますよね。
いろいろ意識しなければならないことが
枚数撮るうちに見えてきますよ。
何でも経験値ですよね。
本堂の上り口の写真、やはりいいですよね。
僕もガラスと木材の組み合わせの戸がとても気に入っています。
昔からあるものっていいですね。
甚目寺の三重塔はホント立派です。
最近行ったばかりだったので、新鮮味が足りなくて
前回ほどには感動はしなかったのですが。
釈迦堂の背後の大木は樹齢何年かは知らないのですが、
かなりのものでしょうね。
丁寧に書き込んでいただいて、いつもありがとうございます。

katakiyoさん、書き込みありがとうございます。
また訪問しますので、よろしくお願いします。
by minsuke (2020-06-13 13:42) 

リュカ

お寺に紫陽花って、しっくりきますよね。
うちの界隈は再開発で出来た街なので、お寺は浅草方面まで行かないとないんです(笑)
まだもうちょっとみなさんの写真で楽しむことにします。
by リュカ (2020-06-14 10:14) 

minsuke

リュカさん、コメントありがとうございます。
寺に紫陽花があると素敵ですよね。
公園にあるよりいいと思います。
盛りになると枯れたものも入り込むので、
写真的には早いうちが一番撮りやすかったりはします。
by minsuke (2020-06-16 20:36) 

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