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風景写真、猫の写真など載せています。楽しんでもらえればと思います。

僕の写真紀行は容量いっぱいになりましたので、 僕の写真紀行2に移行します。 またよろしくお願いします。

鯖街道:郷愁の旅 [福井県]

今回は、昨年9月撮影の鯖街道の写真を載せたいと思う。

(鯖街道の解説)

鯖街道(さばかいどう)とは、嶺南地方で獲れた魚介類を
京都に運ぶために整備された街道の歴史的名称。
その魚介類の中でも、特に鯖が多かったため、
「鯖街道」と言われるようになった。

現在の福井県小浜市から京都市左京区出町柳までの区間を指し、
国道27号(小浜市~若狭町上中)、国道303号(若狭町上中~高島市保坂)、
国道367号(高島市朽木~京都市左京区)にあたる
(往時の鯖街道は現在の国道367号ではなく、大見尾根を経由する山道であった)。
なお、広義では若狭地方から京都へ海産物を運んだ街道全てを鯖街道と呼ぶ。
若狭湾で取れた鯖に塩をまぶし、夜も寝ないで京都まで運ぶと、
ちょうど良い味になっていたと言われ、京の一般庶民にまで喜ばれ、
その到着を待ち望まれたために、
これを運ぶ道にいつしか鯖街道の名が付けられた。
運ぶ人達は「京は遠ても十八里」と唄いながら寝ずに歩き通した。

現在も国道367号沿線には、鯖寿司を生業とした店が多数存在する。
また、小浜市から京都市(左京区出町柳)までを
当時のルートで走り通す「鯖街道マウンテンマラソン」(距離:76km)が
毎年開催されている。
ルートの大半が未舗装路であり、高低差も大きいことから、
別名「ウルトラ山岳マラソン鯖街道マラニック(マラソン+ピクニック)」とも呼ばれる。
現在の日本は、多くのサバをノルウェーから輸入している。
これを指して、ノルウェーから日本への空路を「現代の鯖街道」と呼ぶ人もいる。
なお、現在は塩をまぶすのではなく冷凍で送られており、
アニサキスの心配はない。


撮影:PENTAX K20D

滋賀県の伊香保あたり

じきに大原へ行く道と花折峠へ行く道との分岐がある。

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花折峠の方向へ向かった。

葛川(かつらがわ)という村。

このあたりは、景観を乱す新築の家がほとんどなく昔のままの民家ばかりだ。

こんなに見事に郷愁感を漂わせている集落はそれほど残っていないだろうと思う。

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安曇川にて

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朽木村

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興聖寺にて

朽木村岩瀬に残る興聖寺の庭園は、将軍の居館のために作られた名勝。
春は散椿が、秋には散紅葉が苔むした古岩を鮮やかに彩る。

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保坂村

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熊川宿

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赤い橋を渡ると国宝の明通寺がある。

(明通寺の解説)


明通寺(みょうつうじ)は、福井県小浜市門前にある真言宗御室派の寺院。
本尊は薬師如来。
大同元年(806年)、坂上田村麻呂によって創建されたと伝えられる。
本堂と三重塔は国宝に指定されている。
(福井には国宝は2つしかなく、それがこの寺の本堂と三重塔である。)

熊川から小浜に向かう街道の南。
松永川と遠敷川の2つの川が出合う地域は、遠敷(おにゆう)の里と呼ばれる。
遠敷(おにゆう)にあるこの名刹は、深い杉木立に包まれ、
古色を帯びた伽藍が立ち並ぶ。
古代からの里、遠敷(おにゆう)を中心とする小浜界隈には、奈良時代創建の
多田寺や羽賀寺をはじめ、130を超える寺院が文字通り林立する。
まさに小浜は、「海のある奈良」という言葉にふさわしい、
仏教文化が花開いた「浄土」であった。

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本堂(国宝)

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三重塔(国宝)

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