SSブログ

風景写真、猫の写真など載せています。楽しんでもらえればと思います。

僕の写真紀行は容量いっぱいになりましたので、 僕の写真紀行2に移行します。 またよろしくお願いします。

小浜の紅葉(2部・神宮寺と萬徳寺) [福井県・紅葉]

引き続き「小浜の紅葉」の写真を載せたいと思う。

明通寺を後にして、次に向かったのは神宮寺であった。

神宮寺のたたずまいには厳しさと優しさが調和している。

3月2日、神宮寺でお水取りの神事が行われ、若狭の春が明ける。

それは、奈良東大寺のお水取りの序章でもある。


神宮寺にて。

pict0042.jpg





(神宮寺の解説)

山号霊応山。天台宗。
若狭一の宮の神願寺として成立、縁起によれば元正天皇の勅命により
和銅7年(714)に泰澄大師の弟子沙門滑元の創建したといわれている。
鎌倉初期、若狭彦神社別当寺神宮寺と改名、
七堂伽藍二十五坊を誇ったが、豊臣時代に寺領を没収され、
さらに明治初期の廃仏毀釈によって衰微した。

本堂は、室町時代末期、天文22年(1553)越前守護朝倉義景が再建した。
大きさは間口14.34m、奥行き16.60mである。
建築様式は、和様を主体にしたなかに、木鼻に天竺様繰形、
唐用束梁などの大陸の技法が用いられており、
妻飾も軒隅の反転とともに華麗な姿を表している。

仁王門は、神宮寺北の玄関口で、間口6.37m、奥行き3.64m、
棟高5.5mで8本の柱の上にこけらぶきの屋根がのっていた。
構造や規模は簡素であるが、珍しい形をした蓑束などの様式は
室町建築の先駆とさえいわれている。
両端に安置されている木造金剛力士像には、至徳2年(1385)の墨書がみえる。
 
毎年3月2日、奈良東大寺二月堂に香水を送る「お水送り」神事を行っている。
若狭では、お水送りが終わると春が訪れるといわれている。
神宮寺所蔵の木造男神・女神坐像は、国の重要文化財に指定されている。
室町初期の作で、男神像は衣冠束帯(像高49.1cm)、女神像は小袿姿(像高50.9cm)、
若狭一の宮の神宮寺奥の院に伝えられたの神像である。

pict0044.jpg




pict0045.jpg





pict0045.1.jpg





pict0046.jpg





pict0047.jpg





pict0048.jpg





pict0049.jpg





pict0050.jpg





pict0050.1.jpg





pict0051.jpg






pict0052.jpg





pict0053.jpg





pict0053.1.jpg






pict0054.jpg






pict0056.jpg






pict0055.jpg





仁王門(北門)(国指定の重要文化財)

鎌倉時代末期に造られる。

仁王門は、神宮寺北の玄関口で、間口6.37m、奥行き3.64m、
棟高5.5mで8本の柱の上にこけらぶきの屋根がのっていた。
構造や規模は簡素であるが、珍しい形をした蓑束などの様式は
室町建築の先駆とさえいわれている。
両端に安置されている木造金剛力士像には、至徳2年(1385)の墨書がみえる。

pict0057.jpg






pict0058.jpg





pict0059.jpg




神宮寺はここまで。

pict0060.jpg




ここからは萬徳寺にて。

神宮寺からほど近い場所に、花の名所として知られている萬徳寺がある。
国指定名勝の庭園を持つ寺院で、春はツツジ、初夏は新緑、秋は紅葉が、
白砂を敷きつめた枯山水庭園を彩る。
のどかな山々や田園風景の景色と相まって、
四季折々に様々な表情を見せてくれるお寺である。

pict0061.jpg





pict0062.jpg





pict0064.jpg





pict0065.jpg





pict0065.1.jpg



本堂

pict0066.jpg




本堂

pict0067.jpg





pict0069.jpg





pict0070.jpg





pict0071.jpg




pict0072.jpg





pict0073.jpg





pict0074.jpg



萬徳寺はここまで。

pict0075.jpg



ここから3枚は若狭姫神社。

小浜市下根来白石に鵜の瀬というところがある。
遠敷川の清流が巨巌に突き当たって淵をなしておる。
この巨巌の上に、先づ若狭彦神、次いで若狭姫神が降臨されたと伝える。
この南方150mのところに、創祀の社と伝える白石神社がある。
その後、永久鎮座の地をもとめて、若狭国を巡歴なされた末、
霊亀元年九月十日に、龍前に若狭彦神社、
六年の後、即ち、養老五年二月十日に、遠敷に若狭姫神社が鎮座。
上下分かれての鎮座は、深き幽契の存するところと恐察しまつる。
下社を古来、若狭姫神社、遠敷神社(遠敷明神)とも称したが、
明治初年、国幣中社に列せられて、官祭を仰せ出された後は、
若狭姫神社、または若狭彦神社下社と公称されるようになった。
また上社及び下社を併せて、若狭彦神社とも、上下宮ともたたえまつる。

pict0075.1.jpg





pict0076.jpg





pict0077.jpg




小浜の漁港風景。

pict0078.jpg

撮影:PENTAX K20D、panasonic LUMIX DMC-G1

続きは明日載せたいと思います。

コメント(6) 
共通テーマ:旅行

コメント 6

green_blue_sky

紅葉が見事ですね。
仏像・・・あばら骨がよく目立ちますね(;^_^A アセアセ・・・
作られた仏師によって違いますね。
by green_blue_sky (2009-11-25 07:53) 

kaoru

おはようございます。
見事な紅葉に素晴らしい佇まいに
魅入ってしまってため息が出てしまいました。
木造金剛力士像様に気が引き締められます。
by kaoru (2009-11-25 09:32) 

そらまめ

銀杏の絨毯、きれいですね~!!
まだまだ紅葉なんですね。
4枚目のお写真、すごい好きです。
深紅のもみじがいいなぁ~・・・
by そらまめ (2009-11-25 16:57) 

hukayoi

静かそうで自然に囲まれた良いところばかりですね。
屋根に湯気らしきものが、何でしょ?
by hukayoi (2009-11-25 21:08) 

koume

すごい、こんな神社行って見たいーーー!
緑の苔に、真っ赤な紅葉が落ちてるのが、とても綺麗。。。
建物の間から、向こう側の紅葉が見えるのが、特に好きです♪
そして、こんな写真を撮ってみたい…←無理だ^^;
by koume (2009-11-25 23:08) 

マリエ

解説を読みながら拝見するのでとってもよくわかります。というか、歴史を感じる事が出来ます。建物の風格と刻んできた年月がこんなにもよくわかる写真はないですよね。紅葉とか銀杏とかもとってもいい感じです。
by マリエ (2009-11-26 11:43) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。