加賀の紅葉（１部）

今回は、石川県加賀市の鶴仙渓と那谷寺の紅葉を載せたいと思う。


大聖寺川の清流のうち、黒谷橋からこおろぎ橋までの約1.3kmの渓谷で、
渓流沿いには、遊歩道が設けられており、紅葉散歩を楽しむことができる。


山中温泉にある鶴仙渓のこおろぎ橋を撮影。






















































あやとり橋

くねくねしている。














































ここからは那谷寺にて。








那谷寺（なたでら）は、石川県小松市に所在する仏教寺院。
高野山真言宗別格本山。

寺伝によれば、養老元年（717年）泰澄法師が、
越前国江沼郡に千手観音を安置したのが始まりとされる。
その後寛和2年（986年）花山法皇が行幸の折り
岩窟で輝く観音三十三身の姿を感じ、
求る観音霊場三十三カ所はすべてこの山に凝縮されるとし、
西国三十三観音の一番「那智」と三十三番「谷汲」の山号から
一字ずつを取り「自主山厳屋寺」から「那谷寺」へと改名。
南北朝時代に戦乱に巻き込まれ荒廃した。
近世に入って加賀藩藩主前田利常が再建。
この時の大工は気多大社拝殿を建てたのと同じ山上善右衛門である。
前田利常は、江沼郡の大半を支藩の大聖寺藩に分置したが、
この那谷寺がある那谷村付近は自身の隠居領としたため、
その死後も加賀藩領となった。（後に領地交換で大聖寺藩領となる）
元禄2年（新暦1689年）奥の細道の松尾芭蕉は弟子の河合曾良と山中温泉で別れ、
数日前滞在した小松へ戻る道中参詣し、
奇岩霊石がそそりたつ遊仙境の岩肌を臨み句を詠む。
石山の　石より白し　秋の風　芭蕉　（境内には句碑もある。）

重要文化財（国指定）

本堂（大悲閣）- 岩窟内に造られた本殿、
その手前の唐門、拝殿の3棟からなる。慶長2年（1597年）建立。
書院及び庫裏 - 慶安2年（1649年）頃建立。
三重塔 - 寛永19年（1642年）建立。
護摩堂 - 慶安2年（1649年）建立。
鐘楼 - 慶安2年（1649年）建立。

名勝（国指定）

琉美園（庭園）































































撮影：Nikon D300

続きは明日載せたいと思います。

タグ：紅葉 鶴仙渓 那谷寺

コメント 6

とても綺麗な紅葉写真に思わずため息が漏れてしまいました。
行きたいですね～…生で見たらさぞや美しいのでしょうね。
by 月夜 (2009-11-14 16:28) 

スローシャッターで水が綺麗に撮れていますね。
ここで紅葉狩をさせて頂ました。
レンガ色の橋が凄い形です～
by hukayoi (2009-11-14 17:50) 

こんばんは。
紅葉も水の流れも美しくて素晴らしいですね。
あやとり橋も絵になっていて素敵ですね。
那谷寺さんのしっとりした雰囲気がいいですね。
心がスーッと洗われて穏やかな気持ちになりました。
by kaoru (2009-11-14 18:36) 

こんばんは～。
ほんとにきれい～！！
って何回書いたか・・・（笑）
８枚目のお写真すごい好きです。
（あ、上から数えに戻ったそらまめです。アハハ）
川の流れと紅葉がすごいいいですね～！！
by そらまめ (2009-11-14 19:03) 

加賀市のほうは行ったことがないです(;^_^A アセアセ・・・
小松は空港にしか行ったことがない石川県人(爆笑)
by green_blue_sky (2009-11-14 20:40) 

紅葉を目の前で見てるような感じです。
行ったことない場所なのに、景色が鮮明に記憶に残って、「行った」って言っちゃいそう（苦笑）
by Rae (2009-11-14 22:07)